テレワークをコワーキングスペースでやるのはいかがなものかと思うのです。話している内容は、外部に漏らしてはいけないと規則にはなってます。しかし、聞いいてしまった面白い話は誰かに話したいと思っている人が多くないですかね。
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無神経に企業情報を垂れ流すP社
2021年の春から夏にかけて、東証1部上場企業の社員がコワーキングスペースに大勢陣取り、大きな声で営業の電話をしている様子が異常するぎて、聞いていた人たちは呆れていました。しかし、聞いていた人たちは、密かにその会話をメモしているのです。
緊急の事務作業でドロップインした他企業の社員は、「これは何事?」と驚きながらも聞きながら仕事をしていました。そのうち、ギャラリーが大勢くるようになったのです。そりゃそうですよね。コロナ対策で国や自治体が補助金を出しますよね。この補助金の申請書を認可する団体に指定されていた会社です。
となると、この会話は「どの会社が補助金を受け取ったか」が公開されている状況になります。
しかも、この会社は考えられない行動に出るのです。
社員のボーナスの査定をズーム会議で始めるのです。
しかも、実名で評価がされています。
あまりの面白さに聞いている人たちは、メモしますよね。
すると夕方になると、先ほど評価されていた人がコワーキングスペースに来ます。
「あ、この子が査定Dに下げられた子なんだ」とみんな笑いを堪えながら見てます。
その会社の社員が全員帰宅したら、残ったフリーランス、ライバル企業の人たちは一斉に話し始めます。
「この会社、狂ってるな」「晒し者になっていることに気がつかない社員はかわいそうだな」「なんで、こんなに無神経な人たちの集団なんだろう」と話していたら、ある人がこの異常な行動をしている会社を特定したのです。
P社です。4社が合併してできた会社です。
呆れて物が言えない環境でした。
コワーキングスペースの運営会社も「話している人の自己責任ですから」と感知せずです。
人手不足で喘ぐ会社が運営するとこうなります。
私語厳禁のコワーキングスペースが人気
完全個室で短時間でしか利用できないシステムのコワーキングスペース
実に手中的に仕事ができます。
このコワーキングスペースは、価格とすると割高ですが、室温も個別に設定ができます。人が集中できる温度ってあるじゃないですか。個人差が大きいのですけどね。
シンクラボという名前も気に入りました。
短期決戦で原稿を書くとき、データの整理を集中的にやりたい時など超便利です。
フロアごとにルール設定が異なるコワーキングスペース
私語厳禁フロアがあるコワーキングスペースが増えてきた理由
たった一つです。
コワーキングスペースが遊び場になってしまっているところが多くなってきたのです。
若者たちが集まってきます。
起業しようと熱心に話をする。そのうちに、雑談になります。
本来は、起業することを念頭に寝る時間を惜しんででも自分のアイディアを具現化するために、日々試行錯誤を繰り返しながら、考えて行動するはずです。ところが、それが全くできない人がいますよね。
良識あるコワーキングスペースは、このお騒がせな居住者を「追放」します。
「申し訳ありませんが、あなたの会員資格を剥奪します。お帰りください」とレッドカードが上がります。
その前に警告のイエローカードが出ているはずです。
運営会社の経営姿勢が明確に出てきます。
個室を契約されていて、個室内でいくら議論してもいいと思いますけどね。雑談でもね。
大勢のたかは、大部屋でお仕事されていわけです。
「他人に迷惑をかけない程度のテレワークを許可しています」とルーズがスールでう運営している会社のコワーキングスペースは会員の定着率が30%以下です。
テレワークで騒ぐ人の特徴
ヘッドセットを使用している。
自分が話している声がどの程度の大きさなのかを理解していません。
個人で不動産業を行なっている人で、商売情報垂れ流しの人がいますから実に面白い。
イヤホンも同様ですね。
一番アホは、PCのスピーカーを鳴らしながらテレワークしている人ですね。
完璧にアウトです。
学生で起業を目指す人々
まあ、サークルのノリなんですよね。
話始まったら止まらない。そして、時間が無駄に流れていく。
コワーキングスペースよりも小さなワンルームが最適かも
広告代理店の社員が10名でマンションを借りました。
そのお部屋には、Wi-Fi完備、冷蔵庫完備、ソファーベットあり、作業机ありと仕事の環境は完璧です。
プチオフィスですね。
会社から程近い場所に借りてます。
メリットは、365日24時間使えること。
しかも、マンションの近くには銭湯もあります。
借りてるお部屋にもシャワーはありますが、使用禁止にしています。
そして、気心知れた仲間なので、仕事は集中的にできます。
ところが、問題が一つあって電話ブースがないことなんですね。
なので、クライアントとの電話はお向かいの公園でかけることになるのです。
公園では元気に子供たちが遊んでますけど。
なんのための、コワーキングスペースなのかを考えて、利用者も運営会社も考え直した方がいいと思います。
私語厳禁フロアが増える傾向にあるのを見ても、コワーキングスペースでテレワークは論外の時代になったのです。