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人の人生とは実に短いということをようやく気が付く

人生について考えたことはなかった。真剣に考えた子tがなかった。ある出来事が起きるまでは。

目次

人生は短い

2022年は激動の年となった。

ロシアによるウクライナ侵略
中華人民共和国の大水害
ヨーロッパの天然ガス不足と電力問題

全て無能な政治家と野心家の戦いの結果のような気がする。

母が脳梗塞で倒れた。
救急車を呼んだのは父でカテーテル手術を受けた
母は生死を彷徨い苦しんだのだろう。

主治医からは「2、3日が峠です」と言われた。

すぐに葬儀屋に連絡した。
お寺さんにも連絡をして戒名まで準備した。

バタバタとしていると父の様子がおかしい。
完璧にパニックになっている。

父を病院に連れて行くことになる。
物忘れ外来に連れて行き、専門医に診断をしてもらった。
MRIなどその他の検査結果から、「アルツハイマー」を発症していると診断された。

これは厄介だ。
母は生死を彷徨い、父はアルツハイマー。

仕事どころではなくなった。

アルツハイマー、脳梗塞の兆候

人間の体はサインを出す。

母は「疲れた」と言って午前中から寝ることが多くなっていた。

22時には就寝して、7時までぐっすり寝ていた母が、午前中にも寝る。

寝過ぎだ。

ロングスリーパーではない。

疲れていたというか体の悲鳴を抑えるためだろう。

ある時「すぐに実家に帰りないさい」と母に言われて

帰宅したことがあった。

父とは折り合いが悪い私に「あのね、私が死んだら面倒見るんだよ」と

言われて「お断りします」と断った時に激怒した母。

いつもなら聞き流すのになぜ?激怒?

 

父は先祖の永代供養だご先祖様だのくだらないことを
大鯉えで騒いでいた。

預金通帳と印鑑を自分で隠して
忘れる。盗まれたと騒ぐ。

警察がくる。
そんなことが何回もあった。

この段階で、母が連絡をくれればよかった。

そして、「お前が使いこだのか」と怒り出す。

「馬鹿野郎」と父を怒鳴りつけてやった。
「お父さんの端金を使い込むわけないでしょ」と真面目に怒り
ついでに、往復ビンタを食らわせてやった。

情けない父だ。

泣き出すのだ。
ボロボロとなく。

泣く止むまで待つこと1時間。

「あなたとは縁を切ります」と父に通告した。

焦る父が起こした事件

とにかく、迷惑な人だ。

とある日の朝8時から、親戚の皆々様から
苦情電話が私に殺到するのだ。

「お父さんをなんとかしなさい」

「できれば、いなくなってほしいのですけど」

と娘が言うことではないと言うことを
わかっているけど、あえて言いたい。

頑固な親父だった。
「俺はボケ老人になるなら死ぬ」といつも言っていた。

その父が完璧にボケた。

物忘れ外来はプロを選ぶのに限る

どうにも会話にならない。
父をタクシーに強制的に乗せて、病院に行った。

暴れるなら鎮静剤を打ってもらってでも
診察を受けさせようと思っていた。

病院に着くなり観念したみたいだ。

MRIでの診察の結果は明らかだった。
脳が収縮している。

それから、テストがあり解答率は40%だった。

「よく聞いていください。アルツハイマー型認知症を発症してますよ」

と医師ははっきりと父に伝えた。

ところが、反応がない。

これがボケ老人の始まりなんだな。

さて、どうしたものだろうか?

これからが戦いだった。

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