なんと言うことだろうか？若手の社員が会社を辞めた。しかも夫婦で退職した。「何するの？」と聞いたら「ニューヨークの英語学校に行きます」と胸を張る。夫婦揃って２８歳で、たった6年しか働いていない。どうやって暮らしていくのだろうか？
目次
会社を辞めさせていただきます
若手社員が退職するのは珍しいことではない。
退職後は転職先が決まっていて退職するのだけど、この二人は全く決まっていない。
ニューヨークの英語学校に通って、その先はどうするのかは全く決まっていないと言うのだ。
実家が商売しているわけではない。
６年間で貯めたお金があるから、大丈夫なのだろうか？
新型コロナウイルスのおかげで送別会も開催できずに、若手社員は夫婦で静かに去っていった。
米国株で稼げたから会社を辞めた？
「夫婦揃って楽しくやってますね」
「誰が？」
「辞めたA君夫婦ですよ」
「あら、連絡あったの？」
「まあ、あの夫婦は億の金を持ってますからね」
「え？億？どう言うこと？」
「入社当時から、貯金がわりに米国株を買っていたんですよ。新入社員はいいところ踏ん張っても、毎月５万円捻出するのがやっとですよね。その金で毎月、１株単位でアメリカ企業の株を買っていたのです。そして、ボーナスは全額米国企業株に投資です。それを夫婦で継続していたのです。」
「それで、億を越えたの？超えるわけないよね」
「A君のお父さんが亡くなって、遺産相続で兄弟に一人３０００万円が配られたのです。他の兄弟はマンション購入の頭金に使ったらしいです。A君は全額アメリカ企業の株を購入しました。」
「ギャンブラーだね。暴落したらどうする」
「問題なく上がります」
「日本の株は低迷しているよね」
「そうなんですよ。30年前から株価はほぼ変わっていません。米国株は１７倍になってますけど」
「ん？１７倍？」
確かにね。
グラフで見る限り、アメリカの株価は上がっている。
個別に見てみると、さらに面白いことがわかってきた。
「個別になんの株に投資してきたのか教えてくれなかったのですけど、なんか株式が分割されて株数が増えて、さらにその株が高騰したので億を楽に超えたみたいです」
「それって、テスラーとかGoogleとか？」
「多分そうです」
「で、留学したの？」
「あのですね。元旦に日本にいない。日本滞在日数が１８０日未満だったら、日本国に徴税権はなくなります。株を売却すると日本は２０％ぐらい税金が取られて、さらに所得税です。アメリカは１０％です。UAEなど税金がない国はパラダイスです」
「と言うことは、A君はアメリカでの生活費は株で稼ぐと言うこと？」
「そうだと思います」
「株価が暴落したらどうするのかな」
「また、時間がたてば戻ります。アメリカの株価はリーマンショック後３ヶ月で上昇に転じています」
「記録を見ればそうだけどね」
「定期預金しても利息はほぼつきません。米国株なら利息は複利ですから」
米国ハイテク株は爆上がりだった
ちょっと調べてみた。
ハイテク株は爆あがりとなっている。
アマゾン 過去1年ちょっとで１７８５ドルの株価は３５６９ドルまで上昇している。コロナの影響で売り上げが爆あがり。つまり２倍になっている。
アップル 2019年6月で５３ドルだったが、１４５ドルまで上昇した。2020年夏に株式分割を行い４分割になっている。
ナイキ 2020年6月に１００ドルだったが、最高値は１５６ドル。
テスラー 2019年7月8日で４６ドルだったが、2021年6月21日に６８８ドルに爆あがり。
そういえば、A君が乗っていた車は、テスラーだった。
ニューヨークに行く前に売っていた。
と言うことは、テスラーの株を大量に持っていたこと？？？？
そうなれば、確実に億を超える資産を形成したことになる。
マネックス証券で米国株を買ってみた
アラフォーのおばさんが持っている金は大したことないけど、定期預金は全て解約した。
そして、NISAで運用がうまくいっているのは、そのまま残して現金であるだけ買ってみることにした。
まずは、マネックス証券に口座を開設した。
口座開設は実に簡単だった。
開設までにかかった時間は８分だ。
三菱UFJ銀行の口座からマネックス証券の口座に送金する手数料は無料。
三菱UFJ銀行ダイレクトの契約がないとできない。
マネックス証券でアメリカドルを購入する。
１４時から１７時までの平均相場で購入することになる。
２０時３０分に自分の口座にアメリカドルが入金される。
さあ、買いましょうかね。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
マネックス証券コールセンターさんに感謝！
マネックス証券のホームページで操作方法をみながら買えばいいのだけど、面倒だから電話して聴きながら買ってみた。
なんの銘柄を買ったかは書きませんけど、買った当日から株価が上がる。
iPhoneで翌朝確認したら、すごくいい感じに稼げている。
ちょっと、米国株投資を勉強してみようかな？
さて、どうなることやら。